【アイテム説明】
1800年代後半頃(1870年?)にフランスで作られ、実際に使用されていた、ゲーム用のボックスです。
黒々と塗装された木と金色の真鍮の象嵌とが、美しいコントラストをなしている、典型的なナポレオン三世頃のボックスです。
アンティーク家具と同じ様なマルケットリーの技法で、木の表面浅くに彫られた凹み部分に、真鍮(ブラス)が嵌め込んで(象嵌、インレイ、マルケットリーetc)あります。
中央の飾り枠の赤っぽい班入りの模様は、鼈甲の薄板か、もしくは、練り物等で出来た疑似鼈甲の薄板が象嵌してあります。
木に塗装したのではなく、真鍮と同じく、異素材が嵌め込まれたマルケットリーの装飾です。
飾り枠に象嵌されているブラスは、ハンドで彫金もされていてエレガントです。現代物のボックスには絶対にない細かな細工です。
中に、トークン(得点を数える為のチップ、ゲーミングカウンター)や、カードを分けて入れる為の仕切りが残っています。
（参考）本来の、フルセットで残っているゲーム用のボックスは、仕切り板と、そこに収める小さな木製の小箱が数点(5,6個くらい)、ボーンや貝製のトークン、トランプカード、鍵が付いています。
アイテム880は、中身や鍵が残っていませんが、きちんと開閉出来て、すっきりと気持ち良く閉めらます。
ボックスは使用による経年があり、
・左端の、真鍮(ブラス)のバーの象嵌が取れています。（画像）
・ボックスには、スレ、小傷、などの時代に伴う痛みがあります。（画像）
しかし、それ以外に、
木の割れ、ヒビ、変形、蝶番の不具合や、ゆるみ、開閉の不具合、ガタツキ等はなく、ボックスとして、快適に開け閉めしつつ、ご使用頂けます。
（中の仕切り板は取ろうと思えば簡単に取れますが、バキッと割らないと取れません。）
書斎に置いて、時計やチェーン、マネークリップや名刺などを入れたり、女性の場合は、ドールの小物入れ、裁縫道具、領収書入れなど、楽しく使って頂けると思います。
コンディションを考慮して、リーズナブルな価格に致しましたので、アンティークなインテリアにいかがでしょうか。
ぜひご覧下さい。


【サイズ（約）】
（外寸）横:29.8cm  奥行:23.2cm 高さ:5.3cm 
（内寸）横:27.6cm 奥行:21.c1m 高さ:2.35cm   仕切りの幅(板の厚み含めず): 7.4cm / 12cm / 7.4cm
（重さ）797g
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【お願い】

遠方に、老いた母が独りで暮らしております。
急用で、突然留守にする事があるかもしれません。 
その時は、自己紹介欄に帰宅予定日を
書いておきますので、
ご入札前に、必ず御覧になっておいてください。
 
東京に戻りましたら、
すぐに対応致します。
（入札がない時は、出品を取り消してから
出かけます。）

他にも、バラエティに富んだアンティークを色々と出品させて頂いています。
是非ご覧下さい。